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月刊☆臥看牽牛織女星

15年の空白を経て宝塚観劇を再開。失われた時を取り戻すためのスカイステージ鑑賞記録をぼちぼちと綴ります。

バウならでは「SANCTUARY」3

素晴らしい演技をじっくり見ることができるバウホール公演。 とくにこの「SANCTUARY」では人物描写がそれぞれに面白くとにかく惹きつけられました。見応えたっぷりだったわ~。 もし、宝塚にアカデミー賞があるならばこの年の最優秀助演女優賞はせーこ(純矢…

世界史覚書「SANCTUARY」2

バウ・ゴシック「SANCTUARY」がっつり中世のお話。 同時代イギリス(イングランド)はエリザベス1世。日本は織田信長あたりでしょうか。 この時代辺りの西洋史が割と好きなので随分色々な小説やら歴史本やら読んだはずなんだけどね~。 佐藤賢一、藤本ひと…

神の名前は同じでも「SANCTUARY」1

揺れもまだ収まらないのに今度は大雨が降るという。 どうやら神様はあんまり人々の願いは聞き入れてはくれないらしい。 たぶん神様はなにかを防ぐことはもちろん自ら手を下すことだって、できないのだろう。 こんなことを言えば真摯に信心している方は怒るか…

輝く大人の女性たち。「Hallelujah GOGO!」2

この芝居のなかで主人公たちを見守るシスターが話す 「神様は乗り越えられる試練しか、お与えならない。」というようなセリフがあるのだけれど私のような非キリスト教徒だとそれがたとえ真理であったとしてもとてもじゃないがそんな事、言えない。 病気や天…

ダンサー、そしてその後に。「Hallelujah GOGO!」1

宝塚観劇を再開した時唯一、名前も顔もまったく知らないトップさんだったちえちゃん(柚希礼音)のバウ単独初主演公演。 ということは新公卒業まもなくの研8でバウ単独初主演と同時に2番手就任?そして、この2年後には若きトップスターとなるわけで。いや…

「ミケランジェロ」石の中に生命が見える

初舞台から2番手になったあたりまで、ずっと成長を見てきた人。 タモちゃん(愛華みれ)のサヨナラ公演。 母などは、この期の文化祭まで見ているのだ。芝居の演目は「リア王」とこのとでなんといっても目を惹いたのはイシさん(轟悠)、あとノル(稔幸)もよく…

「1914年/愛」2 ブラボーまいまい!

オペラ歌手志望にして、わたるの花嫁候補オルガ嬢を演じたのがまいまい(仙堂花歩) いやぁ~~~素晴らしかった!! ものすごいハイトーンボイス!!宝塚史上最高音かもしれない。 「サザンクロス・レビューII」の「愛の花」でのコーラスでまっちん(高宮千…

「1914年/愛」1 意外にも宝塚らしい作品

1914年というのは宝塚歌劇が生まれた年でもあるのね。 面白かった~。 幕開きずらりと並んだ黒燕尾男役。同じ振付なのだけれどポーズの取り方、動きのニュアンスは人それぞれ特徴が出ます。一人、私好みの動き方をする男役さんがいて誰だろ~とアップに…

一週間ちょっとの新公「A-EN(エイエン)」

随分以前は年長バージョンと年少バージョンと新公が2回ありましたよね。 このバウ・ワークショップというのはちょうどそんな感じなのかしら。 芝居とショーの2本立てでしかも生演奏だなんてなんてゴージャスな若手中心の公演なの。 宝塚観劇を再開して5年…

「Endless Love―永遠の愛―」しーの、トツギーノ

バウ・インドロマンということでショーではターバンを度々使う宝塚ですが インドが舞台の芝居とは珍しい。「ダル・レークの恋」くらいでしょうか? 主演はいおり(伊織直加)懐かしいわ~。 えくぼが愛らしい顔立ちなのに悪役系ガラガラ声でどことなくアンバ…

「HOT EYES!!」大階段の何がいけなかったのだろう

ショー「HOT EYES!!」残念ながら演者の背後で最初から最後まで光りまくる大階段が邪魔でしょうがなかった。 大階段出しっぱなしということはつまり、セリも盆回しも使えない大階段上ではバリバリ踊ることは出来ない。めいっぱい踊れるスペースは舞台の前半分…

花で輝くひと。鳳月杏「スターダム」2

感想を書くのをすっかり忘れていた。 演出で面白いなと思ったのが場面のつなぎの部分が「暗転にBGM」じゃなくって登場人物が順々にちょっと懐かしめの洋楽を歌ってくれる。その歌がBGMとなって、別の人達のそれぞれの事情が描かれていくところ。ボーカ…

花で輝くひと。鳳月杏「スターダム」1

宝塚観劇を復活させて5年経ちました。 復活した時は知らない生徒さんだらけでしたがずいぶん生徒さんを覚えることが出来た~。と思ったら、もう102期生の音楽学校卒業式ということで今日写真が新聞に載ってましたね。 さて、「スターダム」鑑賞。正塚先…

本日「Shakespeare-空に満つるは、尽きせぬ言の葉-」観劇

宝塚観劇初めてさんと龍真咲「ベルばら」だけを観た友人をつれて観劇。 宝塚初心者さんを連れて行く場合どの演目がいいかは悩むところ。やっぱり、楽しんで頂きたいし宝塚にいいイメージをもっていただきたいし。で、「舞姫」と「Shakespeare」とどちらにし…

見えてしまう男「近松・恋の道行」

心中物の男って究極のダメ男のはずなんだけど見てて不思議とダメ男だとは思えないの。 何故かしらね。なんというか社会的、道徳的にはダメ男でも情においては決してダメ男ではないからかしら。誰もが持っている人間の業のようなものが垣間見えて結構、感情移…

男の美学「黎明の風ー侍ジェントルマン 白洲次郎の挑戦-」

ずっと観たいと思っていた「黎明の風」鑑賞。 ウメ(陽月華)が怪我で休演中なのは残念ですが正直言って、かえってそれが良かったかもしれません。ウメはスター性もあり、感性の鋭いハンサムウーマン白洲正子を演じれば、きっと魅力的だったろうとは思うけれ…

どうする低~いレの音。新人公演「The Lost Glory -美しき幻影ー」

本公演では知り得ない下級生を見る楽しみがバウ公演と新人公演。 でもなかなか観に行くことは出来ないのでスカステ放送は大変嬉しいことです。 昔はね。特にお目当ての人がいたわけでもないのに何回か新人公演を観に行ったものです。普通にチケット買えたも…

バウ・シェイクスピア特集・雑感

シェイクスピア作品を元ネタにした作品のCS放送をぼちぼちと見続けています。 そんなにシェイクスピア作品に詳しいわけではないのですが各演出家のアレンジ具合がいろいろで興味深いわ~。 作品名/元ネタ/演出家/組/主演 「SAY IT AGAIN」/ヴェローナ…

「暁のロンバルディア」と「夜明けの天使たち」2

「暁のロンバルディア」は宝塚を見始める前の作品ですが知っている生徒さんばかり。 みねちゃん(峰さを理)が巡りあう姉弟がまさえちゃん(秋篠美帆)と、ちかげちゃん(ありす未来)。ねっしい(日向薫)やシメさん(紫苑ゆう)は傭兵の仲間たち。とても懐…

本日「舞音-MANON-」観劇

どうもダメ男が好きらしい。 いや実際に付き合うのはごめんよ~。あくまでも舞台上だけ。 誰もが心の弱さを何かしら抱えているから完璧なヒーローにはかえって共感出来ない。 壁に立ち向かったり、そこから逃げたりしてもがきながら少しずつ前に進んでいくあ…

「暁のロンバルディア」と「夜明けの天使たち」1

初めて観た正塚作品は第3作目の「アンダーライン」 この先どんなにたくさんの宝塚の舞台を観たとしてもおそらく好きな作品マイベスト10の中に入ってくるだろう「バロンの末裔」を作った先生です。デビュー作は今回初めて観ました。 「暁のロンバルディア」 …

何も語らず包み込む「Icarus」

このところ、スカステでは演出家のデビュー作品を特集してくれている。 知らない演出家さんだらけとなった出戻りの身としては大変ありがたい企画です。 景子先生デビュー作「Icarus―追憶の薔薇を求めて―」 とうこちゃん(安蘭けい)はどことなく星の王子さま…

お江戸の夜は大騒ぎ「風の次郎吉 —大江戸夜飛翔—」

みっちゃん(北翔海莉)専科ラスト公演。観たかったけれど当然ながらチケットは手に入らず。 タカラヅカニュースの千秋楽映像が、あまりにも楽しそうで放送を心待ちにしてました。 もう、これは話がどうだとか演出がどうだとかそんなこたーどうでもいいわー…

各組元トップがそろい踏み「SUPER GIFT」

観たかったの~。でも、やっぱり観る決心がつかなかった。OG公演「SUPER GIFT」をCS放送で観劇。 私がジャスト観ていた時代のトップさんうたこさん(剣幸)、ミミちゃん(こだま愛)カリンチョ(杜けあき)大好きなヤンさん(安寿ミラ)と可愛いみはる(森…

「なみだ橋えがお橋」とヤンさんオスカルとクライマーズ・ハイ

さららん(月船さらら)は蘭寿さんと同期。 でももうその頃は花組だけをかろうじて観ているような状態だったから彼女の舞台姿は一度も観たことはないのだけれどショーの舞台中継なんかを見ると、なんだかタモちゃん(愛華みれ)をもう一つ不器用にした感じだ…

「ヴァレンチノ」の思い出2 消えたセリフ編

デ・ソウルの手下にヴァレンチノが徹底的に痛めつけられるシーン。 新人演出家のデビュー作、おそらく予算が限られていたであろう初演では場末の酒場のセットでの芝居だった。 再演ではトップの退団バウ公演、予算も潤沢だったのか豪華な高級クラブになって…

初演・再演・再々演「ヴァレンチノ」の思い出1

師走でなかなかゆっくり観ることが出来ないのですがやっと念願の宙組「ヴァレンチノ」を鑑賞。 いやぁ~面白かったわ。家で録画をみてると、うっかり寝てしまうこともしばしばなのですが疲れていたのにもかかわらず一気に観てしまった。 この作品は初演バウ…

綺麗は汚い、汚いは綺麗「PUCK」

「PUCK」再演は12月の忙しい時期だったので観に行けなかった。 かなめちゃん(涼風真世)の「PUCK」は観にいっててゆりちゃん(天海祐希)のロバがやたら可笑しかったことしか覚えてなかったのだが先日、千秋楽映像をCSで観たらいろんなこと思い出してきまし…

いったい何処を見れば「Shall We Dance」

新人公演の放送があったので、この機会に本公演の感想を。 映画を舞台にそれも宝塚にするって、難しいのかな~と思った。もちろんえりたん(壮一帆)は素敵だったし、話は面白いのですが。 宝塚の最大の特徴はとにかく大人数ということ。(バウでなければね…

「舞音-MANON-」のまえに「舞姫-MAIHIME-」を

舞台には平伏している男がただ一人天皇の勅命を受けている。パーンとスポットライトがあたり 決意に満ちた輝く瞳で顔をあげる。凛々しい白い軍服の礼装が眩しい。 これは思わず観客が拍手をしたくなる演出ですよね。みわっち(愛音羽麗)のバウ初主演だった…

初演・再演・役替り・新公「バレンシアの熱い花」祭り2

前回、宝塚で誰にハマるかは大体、同じような系統の人を好きになることが多い・・・。 と書きましたが私の知り合いで好きなタカラジェンヌがタニ(大和悠河)とトウコちゃん(安蘭けい)という人がいてみんなに「なんで~??」と不思議がられていました。 でも…

初演・再演・役替り・新公「バレンシアの熱い花」祭り1

私の知らない蘭寿さんシリーズ「バレンシアの熱い花」です。 タニ(大和悠河)のお披露目とのこと。ということは蘭寿さん二番手お披露目なのかしら?とはいえ、みっちゃん(北翔海莉)とラモン役・ロドリーゴ役を役替り。 さて、「バレンシアの熱い花」とい…

今もしなやかで美しい 「FEMALE vol.12 ~35th Anniversary~」

観に行きたかったものの当然ながらチケットは手に入らなかった。草月ホールでのヤンさん(安寿ミラ)のダンスコンサート。 草月ホールといえば・・・ ヤンミキ初主演「グッバイ・ペパーミント・ナイト」ちょうど夏休みだったと思う友人たちとバウホールで観…

歌ですべてを語るひと「激情」

私が心ひそかに大浦チルドレンと呼んでいる人達がいる。 花組「ザ・ゲーム」ショーの終盤でなつめさん(大浦みずき)が舞台の後ろにある階段をかっこ良く昇り降りしながら歌っている場面で上手から飛び出してくる若手ダンサー達がいた。彼女たちはなつめさん…

薔薇をくわえて踊るひと「Paradise Prince」2

再度宝塚を観劇しようと決心して最初に観に行ったのは大好きだった花組でした。 が、そこに蘭寿さんの姿はなかった…ショック。15年も経っているんだもの。そりゃ大概の人は退団するわさ。と。 まさか、まさか宙組に組替えしていたとは!!! 私の知らない…

薔薇をくわえて踊るひと「Paradise Prince」1

生の舞台を観ていたのは1996,7年位までなのですが蘭寿さん(蘭寿とむ)の記憶はしっかりあるのです。 どの舞台で見たんだろう?「サザンクロスレビュー」かな?上級生に混ざって踊る蘭寿さん。当時から男役としてのダンスがしっかり出来ていて後ろにいても、…

シドレミファーミーレー(B♭マイナー)の真彩希帆ちゃん

風ちゃん(妃海風)も好きなのですが。もう一人、観るのを楽しみにしていた娘役さんが まあやちゃん(真彩希帆)です。 どうも私は、誰が見ても美しい娘役さんより、ちょっとファニーフェイスの可愛げのある娘役さんのほうが好みなのかもしれません。 まあや…

真央さん以来の「ガイズ&ドールズ」2

15年ぶりに出戻ると悲しいことに以前から知っている生徒さんはほどんど残っていません。 でも、おそらくテレビで観たのかも・・・月組の「ノバ・ボサ・ノバ」で下級生ながらスポットを浴びてたった一人で踊るドアボーイがみっちゃん(北翔海莉)。だからし…

真央さん以来の「ガイズ&ドールズ」1

真央さん(大地真央)のガイズは1984年。流石に細かいことは覚えてませんが ロムさん(旺なつき)のビッグ・ジュールがやたらめったらかっこいいのとやたらめったら可笑しかったのが「クラップやろうぜ!」のセリフとともに今でも思い出されます。 うた…

もどってきました

15年ぶりに宝塚の世界に帰ってたらびっくりなことがいろいろある。 スカイステージなるものができてるし。 これで見逃した舞台やらどうやっても見ることのできない千秋楽やらはては新人公演までお茶の間で見ることが出来るのね・・・ わたしが観ていた頃は…