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月刊☆臥看牽牛織女星

15年の空白を経て宝塚観劇を再開。失われた時を取り戻すためのスカイステージ鑑賞記録をぼちぼちと綴ります。

残業代払います!!「1789」新人公演

月

 

超若手メンバーを中心とした
新人公演でした。

 

2幕物の芝居を1幕にまとめたため、
庶民側のロナンとオランプのロマンスが中心。
したがってベルサイユ宮殿メンバーの毒々しい美しさは抑えめ。

アルトワ伯のアーサ(朝美絢)にいたっては
カット場面を補完するために
狂言回し的役割を担わされていた。 

自分さえ良ければいいという考えなら
もしくは演技力のない人だったら
そんな任された役割を無視し、妖しさをゴリ押しして、
もっと目立つことも可能だったろうに。

そう、ちょうどミー・アンド・マイガールのゆずかれーのように

だけど、アーサはきちんとストーリーテラーとしての役割のほうを重視していた。
そういうところ、器用にこなしてしまうんだなぁ。
う~ん損な役回りだ。。。

まぁ、そのおかげでカットがあってもまったく不自然ではなく
話の流れ、しっかり、伝わりました。

 

まゆポン(輝月ゆうま)は、主要な役以外に、ありとあらゆるチョイ役もハシゴ。
しかし、すでに本公演のロミジュリという大舞台で
ヴェローナ大公を好演したまゆポンに
新人公演でペイロール役を演じさせることに
一体何の意味があるのだろう???

安定の好演。
出来るに決まってるじゃないの~~~。 

あぁぁ、まゆポンに新公主演の機会を与えてほしかった…。

もしも「風と共に去りぬ」が別箱でなかったなら
まゆポンバトラー、アーサスカーレットが見られたんじゃないだろか?
などと妄想してしまうのだが…。
というかものすごくそれ観たいのだけど!!
なまじ演技ができると、脇役まっしぐらなのも
宝塚の宿命。
損な役回りだ。。。

 

確かに今回、二人共ピッタリの配役ではあったけれどさっ。
中心が超下級生であっても、この新人公演の演技レベルを
きちんとしたところまで引き上げる為に
二人をピッタリの役に配したことは、よく分かるんだけれど…
あぁ…でも、せめてアーサとまゆポンの役をチェンジとか…
できなかったのかね~。

もしその配役だったら
寸法直しで衣装部さんきっと徹夜だけれど。
残業代、私、払うからさ~~~(ムリムリ)

そう、つまり、もう一度
鞭を使うアーサを見たかったのよ。

 

上級生たちの献身的サポートを受け
今回の新人公演で主要な役を務めることができた若手メンバー達は
ほんと幸せものだ。

れいだけど線が細いと思い込んでいた、れんこん(蓮つかさ)が
非常に骨太で落ち着いた演技なのに驚いた。
こういう発見があるのが新公の楽しみね。

 

とき(叶羽時)はハリがあり、美しい声。
大人びた美貌だけど可愛らしさもあって
娘役女役どちらも出来そうだわ。

 

一言セリフがあるだけで、そしてセリフがない部分でも
この子上手いわって思ったのが、うーちゃん(英かおと)
こういう実力がある男っぽい下級生は、一見地味に見えるかもしれないけれど、
大らかさ、華やかさも兼ね備えていると思う。
そういえば蘭寿さんも研2で研20なんて、言われていたもんね~。
こういうタイプ好きなんだな~。
いつかは新公主演を観てみたい人だ。

 

あり(暁千星)
あと何回新公主演するのだろう。
華やかだし、経験を積ませたい、という劇団の気持ちはわかるけど~~~。

まず、セリフを端折ったりせず
キチンと観客に伝えよう、思いを届けよう!という
舞台人としての第一歩が出来ないうちは、
何を、何度やらせても無駄になってしまうよ。

演技や歌が上手いとか、下手とか、
それ以前の問題だわ~~。