月刊☆臥看牽牛織女星

15年の空白を経て宝塚観劇を再開。失われた時を取り戻すためのスカイステージ鑑賞記録をぼちぼちと綴ります。

眼差しに泣いた「a vie d'amour 2016 ~シャンソンに誘われて~」

卒業生

CS放送で見た前回の公演が素晴らしかったので、次は絶対観に行こうと心に誓っていたのですが…。どうしても日程が合わず泣く泣く諦めた「a vie d'amour 2016 ~シャンソンに誘われて~」CS鑑賞。

幕が開いて歌い始める前のヤンさん(安寿ミラ)の表情を見て、ハッとした。
なつめさん(大浦みずき)にどこか似てる。
いえ、顔立ちは全然違うし、なんでそんな風に思ったのか自分でもよくわからなかったのですが…。なんだろう。目の形とかではなくて、眼差しというか、その見つめ方なのかな?


今回も前回と同様1幕は一人芝居仕立て。
ヤンさんの役は人生の半分以上を過ぎた年齢となったスター歌手。若き日の恋や生きてきた道のりをすべてシャンソンで紡でいきます。
病で身体がボロボロとなり人生の終わりも視野に入ってくるなか、それでも最期の日まで生きたい!歌いたい!と時にドラマチックに時にむせび泣くように歌うヤンさんになつめさんの姿が重なり涙がとまりませんでした。
この舞台観に行っていたら、エライことになってたわ。涙ボロボロじゃおさまらないわ。嗚咽で周りに迷惑かけるわ。
ラストはおっとびっくり、結構暗く残酷などんでん返しがあるのだけれど。


それにしても、ヤンさんのシャンソン。素敵です。
私も前に一度シャンソンに挑戦してみようかなぁなんて思って、ちょっと歌ってみたことがあるのだけれど。もちろん誰に聞かせるわけでもなく、一人車内カラオケですが歌えるもんじゃありません。「ラ・ビ・アン・ローズ」だったかな?スタンダードナンバーで芝居仕立というわけではないのに、歌ってみると、なんというか、まるでのっぺらぼう。間が持たないというか、行間が埋められないというか。はぁ~~~。素人には無理です。

やっぱり芝居なのね。シャンソンって。
宝塚時代もヤンさんの芝居、好きだったな。
大劇場だったりすると、下級生時代はどうしても視線キャッチに優れたみきちゃん(真矢みき)のほうが目立っていたけれど、バウホールでのヤンさんの無敵ぶりは凄かったわ。ほんとうに繊細で、わずかな心のゆらぎも表現できる人。
ヤンさんがシャンソンと巡り合ったのも必然なのですね。
これからもこの公演を続けてくれそうなので、いつか絶対観に行きます!


前回公演のCS鑑賞記録はこちら
cowherdvega.hatenablog.com