月刊☆臥看牽牛織女星

15年の空白を経て宝塚観劇を再開。失われた時を取り戻すためのスカイステージ鑑賞記録をぼちぼちと綴ります。

まさかの「外伝 ベルサイユのばら -アンドレ編-」新人公演

花

新公!新公なの?
新公があったってことはガッツリ1ヶ月ずつこの公演を大劇場と東宝でやったの?まじですか。


だいもん(望海風斗)主演の新人公演「外伝 ベルサイユのばらアンドレ編-」をCS鑑賞。

前にタニ(大和悠河)の外箱公演をテレビ鑑賞の気安さで楽しく見た作品。
冒頭の少年アンドレと幼馴染のヒロインとの会話が高知弁?だったのも、地方公演ならではのサービスだとばかり思ってましたよ。こんどは博多弁?で会話してましたよ。もうビックリだわ。

これを毎日演じなければならない本公演、とくに主演のまとぶん(真飛聖)は本当に気の毒だったね。そういえば全国ツアーの「外伝ベルばら3部作」の中でもひときわひどい作品「アラン編」もまとぶん主演ではないですか。どんだけ不運な人なんだ。


1回見て慣れたせいか、それとも大劇場仕様の変更で少しだけ話が普通になったのか、宙組のあのインパクトはなかった。
ちゃんとした駄作だった。

とにかく演技レベルは新人公演とは思えない素晴らしさ。

だいもん上手いわ。ほんと下級生時代からすごい実力だったんだね。
だいもんの歌う「愛のかたち」のCD欲しいわ~~。
歌といい、演技といい、マントさばきといい。もうすでに完璧。

オスカルを演じた、がりんちゃん(大河凜)は凛としていながらやわらかく。
フェルゼンのPちゃん(鳳真由)の正統派二枚目も温かく清々しく。
アンドレと三人、とても美しいトライアングルを作っていました。

なので外伝である必要性がまるで感じられなかったんだよね。
もう普通のベルばらでいいじゃん。

そうはいっても、外伝部分もくっついているわけで。
演者がきちんと演じれば演じるほど、脚本・演出の分裂感が際立ってしまいました。


こういうトンデモ作をタニのようにキラキラ演じて、
もうこの際どうでもいいわ!!っていう気にさせちゃうのも宝塚では要求されるのかなぁ。
いや、演出家がちゃんとした良い作品を作ってくれればそんな必要もないんだけどね。


お披露目公演が、だいもんの高いスキルの全てを堪能できるような、素敵な作品であることを切に切に願ってます。