月刊☆臥看牽牛織女星

15年の空白を経て宝塚観劇を再開。失われた時を取り戻すためのスカイステージ鑑賞記録をぼちぼちと綴ります。

茶碗蒸し?と思ったらプリンアラモード「夢・フラグランス」

月

岡田先生のロマンチックレビューシリーズ第7弾とのこと。
かなめちゃん(涼風真世)時代のレビューをCS鑑賞。
このあたりから花組以外は観たり観なかったりだったんだよね。観たとしても全然記憶にないので初鑑賞と言ってもいいかな。

その題名から、てっきり香水をテーマにしたレビューだとばっかり思ってたのよ。
月組には「ル・ポアゾン-愛の媚薬-」という名作もあることだし。
なのでチョンパで始まる幕開きにビックリ!

しかも後ろには赤い提灯がずらり、うちわや扇を使い、衣装は和洋折衷!
棒踊りもあるよ!
なんだか祭りだワッショイ的なプロローグ。
え?香水じゃなかったんだ。

これが終わったら、今度は必殺仕事人風メロディが流れます。
曲はスパニッシュ調なので普通ならスパニッシュ帽に闘牛用ケープ(カポーテ )のはず!
ところがなんと三度笠に道中合羽なのだ。
んん?股旅もの?

この旅ガッパを振り回す振付けはロマンチックレビューシリーズ第1弾「ジュテーム」のジザベルと同じ。喜多弘先生ですね。
あの時は確かサテンのロングマフラーを振り回していたっけ。かっこよかったなぁ。
それが旅ガッパ振り回すって。
え~~~このショーいったいどうなるのさ。

これが石田先生作演出のショーなら、さもありなんと別にびっくりはしないけれど、なにぶんこれは岡田先生のロマンチック・レビュー。
プリンと思って食べたものが茶碗蒸しだった感じ?
どんなにおいしい茶碗蒸しでもプリンだと思って食べると不味いよね~。
(てなことを、昔、探偵ナイトスクープでやってましたっけ。)
なんでまた「夢・フラグランス」という題名をつけたのかしら?
と混乱しまくりました。


が、その後はレビューらしいロマンチックなシーンが続きます。

親が決めた婚約者と結婚する恋人との切ない別れ。
ここは、衣装の色合いが、セピア色の写真のように彩度を優しく落としたパステル調で、とってもノスタルジック。
使用曲が「ニューシネマパラダイス」なので最初のうちはてっきり第二次世界大戦より前の南イタリアあたりなのかと思ったのです。(金髪の人もいたし)
が、なんとなく主要人物の衣装のシルエットやヘアスタイルが古風というか野暮ったい感じがしたので、なんかへんだな~と思い調べてみたら舞台は大正時代とのこと。ほほぉ~、日本がテーマのレビューなのかな?


続いては
東南アジアの湿気の多いジャングルの中、バリ島あたりの雰囲気を思わせる極彩色の衣装のダンサーが踊り、かなめちゃんがねっとりと歌います。
おや?まだアジアが舞台だけど、どうやら日本から飛び出したようだぞ。

が、一転してウィーンのデビュタントの初々しいワルツシーン。
このやがてロマンチックなトップコンビのデュエットダンスに。
ワルツからタンゴ、チャルダッシュ風と音楽がどんどんテンポアップしていって、なかなか楽しい中詰めだった。

後半は男役のダンスと思ったら途中でホルターネックでラメの超ミニスカートに黒のスパッツという女性に変身。
なんだか見てはいけないものを見ているような気分…。
特にのんちゃん(久世星佳)の女装がね~。ダンディな方なので女装はありえないのよね~。
いえ、怖いもの見たさで好きですけれどね。
ヴォーグダンス風の振付?
流行っていたのはこの頃だったのね。


ロケットには花組組長さおたさん(高翔みず希)、元月組副組長えりさん(嘉月絵理)、元宙組組長まりえさん(美郷真也)が映ってましたわ。みんな初々しい!しかし、さおたさん変わらんな。
ゆうこ(風花舞)はメインで映っているし、おっちょん(成瀬こうき)じゅりぴょん(樹里咲穂)も確認できた。
あと、のちに宙組に行ったタラちゃん(祐輝薫)が身長が高く背筋がスッと伸びているので目立ってました。
ダンサーだったタラちゃん。バレエ風のちょっと腰の位置が高いダンスなんだけれど好きだったんだよね。
もしも、ちゃぴ(愛希れいか)が男役続けていたら、タラちゃんみたいな感じになったんじゃないかなぁ。
ってタラちゃんのお顔をみるたび思います。


フィナーレのかなめちゃんの歌唱は「カンツォーネ
星組の「BOW SINGING WORKSHOP」でゆうほ(遥斗勇帆)が歌った曲だ!
ドラマチックでいい曲だよね~。
さすがかなめちゃん素晴らしかったわ~。

というわけで、全部見てみれば世界各地をめぐるという
レビューらしいレビューでした。

でも、一体なぜにこのタイトルになったのやら?