月刊☆臥看牽牛織女星

15年の空白を経て宝塚観劇を再開。失われた時を取り戻すためのスカイステージ鑑賞記録をぼちぼちと綴ります。

悪役に酔いしれる「アーサー王伝説」2

月

アーサー王伝説」をCS鑑賞。
衣装や美術はフレンチロックミュージカルとしては中途半端でしたが、楽曲はさすがの醍醐味でした。

特にね。
みやちゃん(美弥るりか)とまゆぽん(輝月ゆうま)の二人が悪の魅力たっぷりに歌い上げるのが素晴らしかった!!
海外ミュージカルなので半端ない音域で歌ってます。すご~~い!!

低音ボイスが魅力のみやちゃんですが高音もいけるのね。裏声にしてたのかしら。
でも声が息漏れでファルセットに抜けてしまうことなく響きたっぷりに歌い上げている
まゆぽんはやっぱり喉が広いのね。低音から高音までそのまま胸声で上がっています。
で、すごい高いところを歌ってたかと思ったら、ハモリではいきなり低音パートに。
いやぁ~。どちらも素晴らしい!!
ふたりとも芝居も上手いし。


しかし、みやちゃん。今回は女役。
新体制の2番手で女役って…どうなるんだろうと当時心配した記憶があったのだけれど、これは演じてて楽しかっただろうな~。

主人公とがっつり対抗する強烈な悪役。
でも単なる悪人というわけではなく背後に悲しみを抱いているがゆえの憎しみ。
しかも物語を自由に操る存在でもある。
こんな美味しい役、たとえ二番手であろうともそうそう巡り会えるものではありません。

男役が演じる女役はショーでは娘役とは違う大人の色気が出るのですが、芝居となるとちょっと硬質な感じがするものです。
でもみやちゃんの女役はもっとずっとしなやか。そしてしたたか。
すごいよ。圧倒的存在感だよ。

これでみやちゃん、吹っ切れたのかしら。
その後、老若男女問いわずイキイキと演じているもん。きっと面白くってしょうがないんだろうなぁ。
こういう変幻自在でしかもどこにもいない個性が光る2番手のいる月組
すっごく面白い!