演出家
本当に素晴らしい舞台だったんだけれど、気になったことも少しあります。 1幕に出てきた酔いどれ詩人のカブちゃん(朝水りょう)が色気のある渋いイケメンで歌も役作りも魅力的! さぁこれからこの人がどんなふうに芝居に絡んでいくんだろうとワクワクして…
そういえば以前、この劇的な物語の上にさらに舞台ならではのジャンプが生まれたら上田久美子先生の作品は無敵になる。みたいなことを書いたことがありましたっけ。 なんと!今回の「FLYING SAPA」にはそういうジャンプが生まれていました。そうそう!こうい…
諦めていたところ、心優しいヅカ友さまにお譲りいただきました。 そう。本当は12日の観劇予定だったんです。 被災地近くに知り合いもいて、しかも全然別々の離れた地域に住んでいるのにそれぞれに被害の報道がありとても心配しました。あの日、避難所で一…
ひとこ(永久輝せあ)単独初主演バウホール公演「PR×PRince」をCS鑑賞。 つい最近の作品よね。早くも放送。 作演出は町田菜花先生。“なのか”と読むそうです。いかにも最近はやりの凝ったお名前なので、おそらく若い演出家さん。 これがデビュー作品とのこ…
台湾の有名な人形劇のミュージカル化だそうです。 台湾公演は見に行けませんのでCSにて鑑賞。 もちろん、原作の人形劇も見たことありませんし、しかも私がちょっと苦手な小柳先生の作演出でしたが、これは面白い!人形劇は知らなくても中国伝統のエンター…
柴田侑宏先生が亡くなられたことを今朝の新聞のお悔やみ欄にて知りました。 ずっと患っていらっしゃったこと、視力を失くされたとも聞いていたけれど。永遠のお別れが来てしまうとはなぜだか思っていなかった。 それほどに柴田侑宏作品は私の心の中にずっと…
みやちゃん(美弥るりか)、れいこちゃん(月城かなと)が恋しくなって録画しておいた「瑠璃色の刻」をCS鑑賞。 旅役者が伝説の錬金術師サンジェルマン伯爵の名を騙ったことでフランス革命に巻き込まれていく物語。身にまとう雰囲気も人格も何かに取り憑か…
「アルジェの男」の配役が発表されましたね。 どうやらアンドレが復活のよう!なんとなく下男じゃなくて従僕って感じになりそうな気がするけど、それもまた良き哉。月組再演時のあの改変はちょっと納得がいかないものではありましたが、その時、その人に合わ…
黒地に影のような赤いバラのイラスト。 ナチュラルなメイクが美しいキキちゃん(芹香斗亜)がちょっと気だるい感じでじっと見つめるポスターがとても気になっていた「群盗-Die Räuber-」を観劇することができました。冒頭、若者たちによる革命についてのモノ…
しかしさ ハッスル。 この言葉の意味が分かる人、今いるのかなぁ。若い人は初耳だろうに。メイツ。 スクールメイツとかヤングメイツとか? 3,40年以上は昔だと思うのだけど、テニスのスコートをはいた女の子たちが若手歌手のバックで踊っていましたっけ。…
チケット入手できなかった「ポーの一族」千秋楽をCS鑑賞。 それほど熱狂的ファンではなかったけれど一応萩尾望都世代かな? もちろん「ポーの一族」も全巻読んだ記憶はあります。 とても好きだった記憶もあります。 なのに悲しいかなストーリーに関しては…
ちょうど花組と星組だけを観ていた頃。だから、イチロ(一路真輝)がトップの雪組は「JFK」しか観ていないのだ。いや、それも見たのはテレビだったのかもしれない。 初演のエリザベートも観ていない。ほんと惜しいことをした。 ショー「サジタリウス」を…
観に行きたい! と叫んだものの行けるわけもなく。いやそれ以前にチケット取れるわけもなく。 ひたすらCS放送をお待ち申し上げておりました。花組「アイラブアインシュタイン」がすっごく面白かった若い方の谷先生バウ第2作目をCS鑑賞。「アイラブアイ…
仲良しのヅカ友さんに「号泣必至やでぇ~~」と散々脅かされたので、しっかりハンカチ握りしめておりました。 が不思議なもので1ミリも涙こぼれず。 お隣の席のお嬢さんは泣いてらしたので、私の泣きのツボが相変わらずおかしいのでしょう。涙こそこぼれま…
1982年大劇場作品「エーゲ海のブルース」をCS鑑賞。 宝塚観劇をもう始めてたはずなんだけれど、星組は4組の中で観たのが一番遅かったんだよね。これは初めて見ました。ヒロインはけいこさん(姿晴香)!! これがトップ娘役お披露目だったのね。 好きでし…
わかってる。わかってるの。 収益性の高いちゃんとした商業作品を作っていると思う。 楽しいし、途中で飽きないし、これが好きな人も大勢いるだろう。でもどうも私は小柳奈穂子先生に文句ばっかり言ってる気がする。 一方で、たとえ意識高い系キーワードが鼻…
「天は赤い河のほとり」の天って「そら」って読むのね。まるで宙組新トップスターのお披露目のために用意されたような題名だわ!芝居のラストはきらびやかな戴冠式。 お披露目おめでとう!トップスターバンザイ!というお祭りムードが華々しく繰り広げられま…
プログラムを開いて思わず吹き出してしまいました。 もぉ~~~。こんなこと初めてよ。まゆぽ~~ん!!そりゃぁもう今までいろんな役をやってきたと思われるまゆぽん(輝月ゆうま)ですが、頭から妙なアンテナが突き出た青灰色のザ・宇宙人を宝塚で演じるこ…
現代の日本が舞台でしかも主役はごく普通のサラリーマン! 私が見る限りでは初めてかも。「王妃の館」も現代が舞台で主役は日本人だけどエキセントリックな作家だったし舞台はフランスだし。 普通のサラリーマンが主役の「シャル・ウィ・ダンス」はイギリス…
何かとバタついた日々でなかなかスカイステージを見るのもままなりません。見てもパソコンを開いて記録する時間もないので、このままでは何を見たのかを忘れてしまうかも。そんなわけで取り急ぎ、何を見たのか記録だけでも。あひちゃん(遼河はるひ)主演「L…
宝塚ファンあるあるでヨーロッパの王家を描いた小説や歴史本、特にフランス王家やハプスブルグ家に関するものはずいぶん読んだものの、そういえばロマノフ朝についてはロシア革命で滅びたというくらいしか知りません。確か今年は革命100周年なんだよね。…
CS放送や劇場で見た作品の感想を忘れた頃にボチボチ公開するブログですが、今日に限っては速報を記録します。 タカラヅカニュースで今後のラインナップを放送してて、もう思わず朝からガッツポーズをしてしまいました!待ちに待ったあーさ(朝美絢)主演バ…
プログラムの咲ちゃん(彩風咲奈)の扮装写真、全部、物言いたげな憂いの表情をさせているんだよね。なんだかこの芝居には今の世界情勢に対する谷正純先生の想い、恐れとか哀しみとかが垣間見える気がするの。 宝塚は戦中戦後の苦しい時代をくぐり抜けて今に…
昨日は東宝、今日は青年館です。こんな風に日程が上手く合って連続観劇出来ることはめったにないのでうれしいわ~。ジュール・ヴェルヌといえば子供の頃「十五少年漂流記」が大好きで。そう言えば私の初恋の人はこの小説に出てくる少年でしたっけ。え~~っ…
万葉ロマンはいくつかあるけれど、さらに古い弥生時代あたりの日本を舞台にした作品っていままであったのかしら?史実として知られた話はほぼないので、自由にどんなふうにでも話は作れるはず。事前情報完全シャットアウトで観劇に望みましたので、さぁいっ…
かいちゃん(七海ひろき)初単独主演バウホール公演「燃ゆる風」CS鑑賞。これはまあやちゃん(真彩希帆)の星組ラスト公演でもあります。戦国時代はさっぱりわからないのですが、竹中半兵衛といえば大河ドラマ「軍師官兵衛」で谷原章介さんが、「信長協奏…
こういうポスターが宝塚で!と驚かされました。 ひと目見てリンカーンとわかる完璧なビジュアル。骨太でありながらも美しくスッキリスタイリッシュで、あのポスターを観ただけでこの芝居勝ったも同然!と確信しました。とはいえ、観に行けなかったのでCS鑑…
「幕末太陽傳」の演出家は小柳奈穂子先生。 そういえば 「Shall We Dance」もこの先生でしたよね。 ちぎちゃん(早霧せいな)のおかげでとっても楽しいお芝居ではあったのだけれど、今回もあの時と同様、相変わらず観客の視線の誘導がおろそかな演出がどうに…
これ何なのーーーー!全然話の内容が入ってこないので、2度も放送を見ちゃった。で結局のところ、2度見てもあっけにとられて結局どんな話なのかは頭に入ってこなかった。 とはいえ、好きじゃないけど、嫌いじゃないです。曲ダウンロードしようかな~~。と…
もちろん、たとえどんなに後ろの席であろうと、生の舞台を観るほうがいいに決まっています。だから、舞台で観た作品のCS放送はあまり見ないのですが… 確認したいことがあったり、思い出に浸りたくなったりした時に放送を見ることがあります。今回は確認し…