月刊☆臥看牽牛織女星

15年の空白を経て宝塚観劇を再開。失われた時を取り戻すためのスカイステージ鑑賞記録をぼちぼちと綴ります。

本日「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」観劇3 やっぱり眞ノ宮るい君出演シーンメモ2幕

雪

2幕の幕開けはラテン。
楽しく賑やかに始まります。
ギラギラと明るく華やか。
これもタカラヅカならでは。大好き

もちろんるい君(眞ノ宮るい)もノリノリに熱く踊ってます。
好きでしょ~。絶対好きでしょ~。こういうダンス。


ハリウッドでも成功をおさめたように見えたまあやちゃん(真彩希帆)デボラにも翳りが訪れる。

いけしゃあしゃあとデボラの部屋に陣取る美女はりさちゃん(星南のぞみ)。
いや~~良かったわ!
まるで話が通じないのね。それが何?って感じ。
もうね、この人に立ち向かったところでどうにもならないわよ。無敵の美女!
そんな芝居がとても良かった。


デボラと子供の頃からずっと一緒にいる作曲家のニックはあやなちゃん(綾凰華)。
ほんといい人だわ。優しくて繊細な個性のあやなちゃんにぴったり。
でも決してデボラと恋仲にならないのね。
その背景は描かれてはないけれど、もしかしてコール・ポーターがモデルなのかなぁ?結婚はしたけど恋愛の対象は女性ではない人。コール・ポーターは大金持ちのお坊ちゃんだけど。
宝塚でも使われる素敵な曲をたくさん作ってます。「キス・ミー・ケイト」とか「エニシング・ゴーズ」とかご機嫌なミュージカルもいっぱい。


禁酒法が終わり男たちはボロ儲けの手段を失う。
スポットライトの中「さよなら禁酒法」を語るように歌い始めたキャロルのあーさ(朝美絢)に目を見張りました。すごいなぁ。
 ↑(追記)
 すみません。DVD届いたので見てみたら、あーさが語るように歌うところは1幕の「私が愛した男」でした。
 ここ、本当に凄かったのよ。歌にドラマが見えました。
 もちろん「さよなら禁酒法」も大好きです。

舞台が明るくなって踊り子達をバックに一転して陽気にエンターテイメント性たっぷりになったけれども心の中では不安と怖れがいっぱいなのがしだいに見えてくる。

さてさていよいよ、配役表に書かれていたイタリアンマフィアのトニーとしてるい君が登場します。

このトニー。しくじりません。
絶対しくじるんだ~とばかり思っていた私はあきらかに「Super Voyger」の見過ぎですね。
ボスのおーじ君(桜路薫)と悪徳警官のまちくん(真地佑果)の電話のやり取りの中、眉間にしわ寄せ完璧なタイミングで灰皿を差し出すよく出来た子分。
もうここ最高ね!かっこいいのになんとも面白い。
シリアスな芝居の中でのちょっとしたくすぐり部分を担わせてもらえると観客の印象に強く残ります。
これでるい君を知ってくれる人も多いのではないかしら?なかなか美味しい役!


連邦準備銀行爆破に巻き込まれたイタリアンマフィアは誰だったんだろう。しゅわっち(諏訪さき)かな?
しくじったのはトニーじゃない!とばかりに状況を報告するるい君のセリフもありました。トニー大活躍。

もうどうなるんだ?この話。
昔映画を見たはずなのに、サントラ盤も録音して持っていたはずなのに(ちなみにカセットテープ)全然ストーリーを覚えてないのよ。


イタリアンマフィアからも追われる身となったヌードルスのだいもん(望海風斗)が逃げ込む阿片窟での白い幻のようなひーこ(笙乃茅桜)のダンス。1幕のレビューシーンでは重力がまったく感じられなくてリアル天使だったのに。ここでは容赦ないすざまじい動きで同じ白い衣装でも悪魔のように見えてくる。すごい身体表現ができる人だわ。

この幻覚シーンにもるい君登場。
こういう人を惑わすようなダンスに色気があるのは「ハリウッドゴシップ」ですでに証明済みだね。


時は最初に戻り、るい君は再びロックンローラーに。
どんだけ出番あるねん。


サナトリウムのシーンでのあーさの演技にまたまた心震える。
老婆のようにも童女のようにも見える。
つらい。つらすぎる。時の流れのなんと残酷なことか。


そして25年もの時を経て再会したヌードルスとデボラ。
今となっては儚く流れ去ってしまった初恋。
お互いに色々な事情と想いを重ねて、もうどうにも取り戻せない。
そっと手渡された一輪の赤い薔薇。


さてべイリー長官なる人物のバースデーパーティー。招待客の幕前芝居にもるい君登場。
結局一体何役演じたんだろう。ほぼほぼ全場出演くらいの勢いでした。


マックスからべイリーへと名前もおそらく顔も変えて別人として生きるかつての盟友さきちゃん(彩風咲奈)と今や善人の仮面を完全に脱ぎ捨てたジミーの翔ちゃん(彩凪翔)。
ここにもどうにも取り戻せない人生を辿った二人が。。。


ラストはその全てを包み込むようなだいもんの歌声。
切ないね。
本当に苦く切ない話だった。
でもすごく好き。


そんでもってじ~~~んとした後には、超絶かっこいいフィナーレがついているのさ!

ラインダンスでなぜかかちゃ(凪七瑠海)を発見?
研一の音彩唯ちゃんか。びっくりしたぁ。
娘役さんとしては高身長なのかな。


男役大階段タキシードでのダンスは下手端てっぺんでスタートしたるい君。
降りた後は踊りながら激しく位置を移動。かなりハードな振付だと思うのだけど難なくこなす流石のダンス力。

KAORIaliveさんの振付け、なぜか花組ポーズを連発。
るい君が容赦なく放つ花組ポーズの威力が凄すぎて!
もう大満足でございました。
 ↑(追記)
 すみません。ここも記憶違い。
  花組ポーズ連発してたのは2幕のオープニングでした。
 銀橋で花組ポーズを炸裂させていた記憶があったので。
 それがフィナーレじゃなかったことに気が付きましたわ。
 いやぁ、とにかくあの威力が強すぎて、一気に頭の中真っ白になっていたのね~。


いろいろ心配なことも多く。
観劇に備え体調管理も感染症対策も万全にしたつもりだったけど、電車旅も長いし大丈夫なんだろうかと一瞬不安に思ったりもしました。
が、劇場の体制も万全。劇場に詰めかけた観客の皆さんも万全。咳の一つもなく真剣に舞台に集中。
本当に幸せな時間を過ごすことが出来ました。
観終わったあとは気持ちもすっかり晴れ上がり、元気いっぱいです。