月刊☆臥看牽牛織女星

15年の空白を経て宝塚観劇を再開。失われた時を取り戻すためのスカイステージ鑑賞記録をぼちぼちと綴ります。

ラ・ヴォアルの四騎士。真彩希帆1day Special Live 「La Voile」Live配信2

雪

夢のような一日でした。
何十年ぶりかでマチソワしましたよ。これも自宅で見られるLive配信だからこそ。
あぁ~。でもあっという間でした。もう一回最初から見たい!何度でも見たい!

まぁやちゃんの素晴らしさは言わずもがなですよね。
だから見る前には、もしかしてまあやちゃん一人でも成り立っちゃうんじゃないかしらって、ちょっと心配もしたのです。
しか~~~し、そんな心配は全くの無用でした。
プリンセスには彼女を尊敬し、愛し、守りぬく騎士たちが絶対必要なんです!
4人の男役さんそれぞれに個性が違っていて、またその個性に合わせてまあやちゃんの歌や表情もどんどん変化していくので、もう魅力が4倍!いや4乗でしたよ!!!


あやなちゃん(綾凰華)は姫を守る正義の白い騎士。
まあやちゃんと同期でしかも星から雪へと一緒に組替えしてきた経緯もあるからでしょう。優しく見守る瞳が温かくて、じーんと来ました。
ル・ミュゲのデュエットは昼の部もウルウルでしたが、夜の部でのパフォーマンスがさらに素晴らしかった。
あやなちゃんの気持ちがすごく入り込んでいたんだと思います。
同期としてずっと時間を共にしてきたけれど来年の春には別れが待っている。こんな風に見つめ合ってデュエットするのも、もしかしたら最後かもしれない。
かけがえのないこの場所この瞬間を愛おしむ想いが歌から溢れ出ていました。
もう見てて涙が止まらなかったよ~。
歌で心を動かされるってこういうことなんだよね。


るいくん(眞ノ宮るい)は最初のスサノオや松島音頭では表情が豊かでほんとに楽しそう。
サイドを刈り上げちゃったヘアスタイルもトークも気合全開でいちいち可愛いのに、ダンスになると豹変!
途中から前髪ハラリとなった下からのぞく挑発的な視線が色っぽくてドキドキするっ!
姫を誘惑する黒い騎士も物語には必要不可欠ですよね。

しかもフッと不敵な笑みを浮かべたところを夜の部ではバッチリ!カメラに抜かれるもんだから思わず小さな悲鳴を上げてしまった。
ダンスが上手いことも妖しく誘いこむような表情が色っぽいこともこれまでの舞台で確認済みだったんだけれども、こうしてテレビに一人大きく映し出された時の衝撃は凄まじかった。これもlive配信ならでは。

歌もグングン成長中!
「20世紀号に乗って」のポーター役や「 Music Revolution」「ワンス」でもちょっとソロ歌唱があってその時にも思ったのですが、るいくんの歌声の響きって特徴的なんです。
専門的なことはわからないのだけど、なんか華やかに響く成分がある。しかも声自体は決して低いわけじゃないけど響の低い部分がよりくっきり鳴っている感じがします。
これは磨いていけば今後なかなかの武器になっていくんじゃないかな。不自然な低い声を無理に作らなくても男役の歌声になる。響かせ方はだいもん(望海風斗)からしっかり学ぶのだぞ。

まあやちゃんとのデュエットは「モーツァルト」から。
恋するるいくんのセリフから入るという演出でグッとミュージカルの世界に入り込む事が出来ました。

甘いデュエットからまあやちゃんのソロ「ダンスはやめられない」に続く時、すれ違うように下手側に歩いて行くるいくんの表情も良かった。
この流れ神ね!
もちろんまあやちゃんならこの歌を単独でスコーンと歌っても十分聴かせるレベルになるだろうけれど、こういう想いがすれ違っていく事を象徴する流れがあったからこそ、あれほどまで胸をえぐる「ダンス〜」の世界を作り上げる事が出来たのだと思います。
この2曲で一本のドラマを観た気がするほどものすごく心揺さぶられました。


いちかっち(一禾あお)は元気で可愛い男役さんと思っていたら、むちゃくちゃ情熱的な男前でビックリ!
オープニングで順番にソロで踊るところがいちかっちだけラテンアレンジなんだよね〜。わかる、わかる!
おばちゃんは暑苦しい男役(勿論褒め言葉)大好物ですのでもう一発であなたの虜ですよ。

トークも上手いだけでなく全体のバランスを整えるような手腕もある感じ。将来は名スカイレポーターになるやもしれません。
太陽のように眩しくて利発な騎士。

まあやちゃんとのデュエットはミーマイ。歌も安定感と芝居心があって頼もしい。
ミーマイまあやちゃんのソロは「顎で受け止めて」。
サリーのソロは「一度ハートを失ったら」という素晴らしいバラードもあるけれど、人生の哀感がほのかに漂うこの「顎で〜」も大好き。
こちらのほうがほろ苦さもあるけれど同時に勇気をもらえる感じがあって元気ないちかっちとのデュエットからの流れ的に合っていたと思います。


しゃんたん(壮海はるま)は最下級生とは思えぬ落ち着き。
ところがトークになるとファントムのときに高身長すぎるピエロの扮装が怖がられて誰も近づいてこなかったのにまあやちゃんが優しく話しかけてくれたというピヨピヨエピソードを可愛く披露。
包容力と純朴さが同居する穏やかな騎士です。

まあやちゃんとのデュエットは「華やかなりし日々」から。
歌声は肌触りのよいベルベットボイスだし高い声の甘さはちょっとタータン(香寿たつき)を思い起こさせるかも。
またまた将来が楽しみな男役さんを見つけてしまった。


こんなにかっこいい四騎士をよくぞ選んでくださった!
同期のあやなちゃんはもちろん三人の下級生もフレッシュでそれぞれ芸に秀でていて、まあや姫を素敵にエスコート。
素晴らしいパフォーマンスで盛り上げてくれました。
これからの活躍も楽しみだわ!