月刊☆臥看牽牛織女星

15年の空白を経て宝塚観劇を再開。失われた時を取り戻すためのスカイステージ鑑賞記録をぼちぼちと綴ります。

後ろも見ちゃう「愛の飛翔Ⅱ」

雪

ノゾコンに合わせてコンサートが続々放送されました。
なかでも1980年代前半のトップスターバウリサイタルは私が宝塚観劇を始めるちょっと前なので今回初めて見ました。

バウホールは若手の登竜門であると同時にトップスターのリサイタルも時々行われていたんですよね。
残念ながら私は観に行ったことないのですが。
というのもリサイタルって今のみんなで盛り上がるコンサートとは違って、ほぼトップスターさんのみが歌いまくるというもの。
他のメンバーはコーラスとダンサーに徹するという構成でしたので、そのスターさんのファン以外はあまり楽しめるものではなかったのかもしれません。

今回は雪組のターコさん(麻実れい)、ルミさん(瀬戸内美八)のリサイタルをCS鑑賞。
もっともルミさんの「SING!SING!SING!」は2時間のリサイタルを1時間にまとめたカット版でした。
これ当時の30分テレビ番組「ザ・タカラヅカ」で1公演を前後編で放送してくれた分をまとめたものじゃないかと思います。

ちらっとなつめさん(大浦みずき)が映っていて嬉しかったわ。ブルーのワンピースでわしゃわしゃ踊るなつめさんなんて見たことないものだからびっくり。
そう言えばなつめさんの女装?って2番手時代のショー「アンドロジェニー」とトップ時バウ&青年館でのストーリーのあるショー「タイムアダージオ」の2回くらいしか記憶にないもの。当時は退団公演でのショーでゴージャスなドレスの女役で歌ったりするのが割と定番でしたが、なつめさんに関してはそれはなかったなぁ。やっぱり演出家も究極の男役大浦みずきを見たかったんでしょうね。


ターコさんの「愛の飛翔Ⅱ」は2時間の放送でした。
1幕はコーラス4名を従えたターコさんがほぼ一人でシャンソンを歌いまくるという構成。因幡晃の作った曲もあり、しっとりとアダルトな感じ。
コーラスは納得の人選。チャルさん(箙かおる)、カタちゃん(桐さと実)、まさこちゃん(草笛雅子)、とんちゃん(毬谷友子)。
実はチャルさん以外は見てすぐ誰だかわかったんだけれど、チャルさんのお顔があまりにもパンパンで、しかもドレス姿だし、最初は誰だかわかりませんでした。歌が始まると特徴あるド迫力のお声ですぐわかったんだけどね。

2幕でようやくダンサー達が登場。大好きなミュージカル「ドリームガールズ」の曲を何曲か使ってて懐かしかった。躍動感のある構成です。
娘役さん1名を除いてみんな誰だかすぐわかりましたよ。
なかでもタコさん(青樹りょう)、かっこよくてひと際目を引きました。
当時としてはとても背が高くて足も長く、お顔も小さいという見事な頭身バランス。そして素晴らしいダンサー。名倉加代子先生の振付のお洒落なジャズダンスをスキッと踊るのが似合うイメージ。
でもね。その頃の雪組には名ダンサーすみれさん(尚すみれ)が君臨していたので、美味しいダンスシーンは全部すみれさんがもってっちゃう。タコさんは男臭いダンスが主流の当時にはちょっと薄味だったのかもしれません。

あ、ちなみにタコさんの息子さんはEXILEのダンサー世界くん。この人もなぜかあんまり目立たないけれど超スゴイダンサーなんだよね。

タコさんはなつめさんと同期。
この期にはソルーナ(磯野千尋)もいるし、フラメンコダンサーの蘭このみさんもいる。
トップになったなつめさんやウタコさん(剣幸)といい、黙々と芸の道を極めるタイプが多い感じの期だわ。