月刊☆臥看牽牛織女星

15年の空白を経て宝塚観劇を再開。失われた時を取り戻すためのスカイステージ鑑賞記録をぼちぼちと綴ります。

疾風怒濤「fff フォルティッシッシモ」LIVE配信2

雪

千秋楽をおうちにいながらリアルタイムで見ることができるなんて本当にありがたいことです。スカステもあるからこんな状況が長く続いてもなんとか元気に過ごすことが出来る。

だけどそれでも劇場に行きたいという思いが日々募ります。劇場で演者の熱量を感じることはやはり特別な体験なのです。

タカラジェンヌは皆さんそれぞれに舞台にかける熱量はすごいけれど、その中でもとりわけ高いカロリーを誇るのはやっぱりだいもん(望海風斗)だと思います。
どんな時でも、こんな状況でも、すべてを肯定し全力で突き進むだいもん。
きっとそのエネルギーの源は宝塚に対する深い愛なんだと思います。そして、その熱くてとってもピュアな愛が見ている私たちにもストレートに伝わってくる。
この熱量、この波動がたまらなく好き!

印象的なシーンはそれこそ山程。
失聴しても常に音楽と共にあるだいもんベートーヴェンがラスト近く全くの無音に包まれる場面に息をのむ。
突然の静寂はそれまでの熱さがあればこそ際立つ。

そしてやっぱりラストの歓喜の歌が一番好き。
だいもんの熱量がそのまま雪組メンバーの熱量となり、ほとばしるような歓喜の場面でした。
コーラスが素晴らしかった宙組「アナスタシア」の歌声は流麗と表現できるけれど「fff」の雪組はなんと言えばいいのだろう。

そう、それは怒涛

だいもんはもちろんのこと、組子一人一人の生きる歓びとエネルギーが力強くうねりのように押し寄せてくる。
LIVE配信のテレビ越しでさえこれほどまでに伝わるのだから、劇場の同じ空間で直接受け取ることが出来たならどんなに素晴らしいだろう。きっとその圧で身体が椅子にめり込み、感動で立ち上がれなくなるに違いない。

だから人は劇場に行くの。
スカステがあってもLIVE配信があっても。
昔のように何度も何度も見に行くことはもう出来なくなったけれど。
悲しいことにまだ今は行くことが出来ないのだけれど。
このドキドキのために!
この歓びのために!
だからきっとまた
劇場に行く!